2006年08月07日 (月) | 編集 |
カノンが腎不全と診断を受け、朝晩の投薬と療養食を余儀なくされました。
腎臓は一度機能が落ちたら、完全に回復することはないそうです。だから、
これから先はどれだけ腎機能を落とさずに長生きできるかの闘いで、薬と
食餌療法、毎月の検査は、今後一生続けていかなければなりません。

「2歳過ぎるとペット保険の保険料が高くなる」と思い立ち、資料請求し
まくって保険に入り、保険請求が可能になったこの夏。
「まだ若いし、箱入りだし、しばらくは保険料も掛け捨てだよね」なんて
話していた矢先。保険に入るまで健康を保っていてくれて、ありがたい。
カノンの、そしてシノンも加わって腎臓病療養がスタートします。健康で
幸せなねこちゃんには遠い話かもしれませんが、記録かたがた綴ります。
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2006.7.3.
カノンの嘔吐が始まった。
昨年夏にはシノンが毛球症になったし、エアコンを節電してたら2猫して
熱中症になっちゃったし、ああ、また毛球症だ、と思い、数日後受診。
k先生「毛球症ですね。胃腸炎を起こしていて熱っぽいですよ。皮下注射
しておきますね」
粉薬とシロップを処方。シノンが毛球症になった時に混ぜて飲ませたアレ
だな。でもカノンは頑として飲まない。注射器型投薬器で牙の隙から口に
流し込むが、唾と一緒に溜めて飲み込まない。根負けして保定を解くと、
エッエッと20分も吐く仕草をして全部出してしまう。
7.8.
薬を飲まないので注射をしなければならない。自宅で投薬できればカノン
の負担が減るのだけれど。
7.11.
それでも嘔吐が止まらない。日に7〜8回も吐く。やむなく毎日通院し注射。
注射は嘔吐止めと胃粘膜保護のため、錠剤は毛球を解して排泄させるため。
7.12
茶褐色の液体を嘔吐。血液検査を受ける。体重は500g減った。脱水気味と
の事で、腕より太い巨大な注射器でブドウ糖を補給。
7.13.
吐瀉物はピンク掛かった透明な液に戻る。血液検査の結果、
BUN 37.7(正常値16〜40)
Cre 2.2(正常値 〜2.0)
尿毒症を示すBUNの値は正常値ぎりぎりに上がってきている。腎機能の
警鐘を鳴らすクレアチニン値の方は、安全圏をオーバー。
《毛球症、による嘔吐、による脱水、による尿毒症と腎障害、による吐き気》
…という流れできているらしい。今日は尿検査キットを持ち帰り。診療では
またあのど太いブドウ糖注射と胃腸薬の注射、錠剤服用。
7.14.
嘔吐が一旦治まった様子。尿検査結果は蛋白が(2+)腎機能の低下は確実。
白血球の増加(炎症反応)もみられる。
7.15.
また嘔吐が始まる。39.2°微熱。制吐剤注射。
7.21.
体重が4kgを切る。39.1°微熱。毎日4〜5回青味掛かった黒い液を吐く。
血液検査。白血球数は26000まで上昇。X線撮影。胃が縮み十二指腸に異物。
X線再検査(バリウムを飲んで1時間毎に6回撮影し、消化器官を画像診断)
バリウムを飲んだ直後の画像で、普通ならバリウム液が少し漏れ出すのだが
十二指腸へ全く出ていない。時間が経過しても胃から十二指腸へのルートが
非常に細い。胃の炎症がかなりひどい。胃潰瘍と腎不全の両治療が必要。
処方薬3種。左から、アルファベット表記で内容不明の薬、黄色い抗菌剤が
タリビット。そしてH2ブロッカーのガスター

7.28.
嘔吐おさまる。尿検査キット持ち帰り。
8.3.
尿検査結果、やはり蛋白(2+) 急性腎不全ならすぐ検査数値が下がる上、
尿蛋白も改善するはずだが、やはり腎機能が落ちたまま。慢性の可能性大。
血液検査結果
BUN 30(正常値16〜40)
Cre 2.3(正常値〜2.0)
白血球数 13000(6000〜15000)
尿蛋白が出ておりクレアチニン値が高い、慢性腎不全の兆候。機能をこれ以上
低下させない為に早急に腎負担を軽減し出来る限り長生きできるようサポート。
腎臓はとても大事な臓器で、2つあるが、左右両方の機能が75%以上壊れないと
検査結果として反映されてこない。そこでBUN(腎臓濾過率を反映)は高く
ない段階でもバロメータとなるクレアチニン値に注目。クレアチニンは腎機能
が低下すると血液中に増加する。
8.5.
クレアチニン1.8まで下降。正常値!と喜んだのも束の間、先生は浮かない顔。
かわって、念のためと血液検査を受けたシノンのクレアチニン値が2.0と判明。
k先生「やはり先天的、遺伝的要素が大きいと思われます。おふたりとも、腎
臓に負担をかけないよう早い内に療養食に切り替えて、予防的に薬を
飲み続けるのが望ましいと思います」
療養食は明日到着予定。腎臓病食といえば、美味しくないことは周知の事実。
えこP「あの…療養食って、それだけしか食べられないんですか?」
k先生「ハイ。切り替え終えたら、それだけしかやってはいけません」
私もきりきりと胃が痛む。美味しいものの大好きなコたち。どうなることやら。

シノンの頭を「いいこいいこ」と舐めてやるカノンと気持ち良さそうなシノン。
腎臓は一度機能が落ちたら、完全に回復することはないそうです。だから、
これから先はどれだけ腎機能を落とさずに長生きできるかの闘いで、薬と
食餌療法、毎月の検査は、今後一生続けていかなければなりません。

「2歳過ぎるとペット保険の保険料が高くなる」と思い立ち、資料請求し
まくって保険に入り、保険請求が可能になったこの夏。
「まだ若いし、箱入りだし、しばらくは保険料も掛け捨てだよね」なんて
話していた矢先。保険に入るまで健康を保っていてくれて、ありがたい。
カノンの、そしてシノンも加わって腎臓病療養がスタートします。健康で
幸せなねこちゃんには遠い話かもしれませんが、記録かたがた綴ります。
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2006.7.3.
カノンの嘔吐が始まった。
昨年夏にはシノンが毛球症になったし、エアコンを節電してたら2猫して
熱中症になっちゃったし、ああ、また毛球症だ、と思い、数日後受診。
k先生「毛球症ですね。胃腸炎を起こしていて熱っぽいですよ。皮下注射
しておきますね」
粉薬とシロップを処方。シノンが毛球症になった時に混ぜて飲ませたアレ
だな。でもカノンは頑として飲まない。注射器型投薬器で牙の隙から口に
流し込むが、唾と一緒に溜めて飲み込まない。根負けして保定を解くと、
エッエッと20分も吐く仕草をして全部出してしまう。
7.8.
薬を飲まないので注射をしなければならない。自宅で投薬できればカノン
の負担が減るのだけれど。
7.11.
それでも嘔吐が止まらない。日に7〜8回も吐く。やむなく毎日通院し注射。
注射は嘔吐止めと胃粘膜保護のため、錠剤は毛球を解して排泄させるため。
7.12
茶褐色の液体を嘔吐。血液検査を受ける。体重は500g減った。脱水気味と
の事で、腕より太い巨大な注射器でブドウ糖を補給。
7.13.
吐瀉物はピンク掛かった透明な液に戻る。血液検査の結果、
BUN 37.7(正常値16〜40)
Cre 2.2(正常値 〜2.0)
尿毒症を示すBUNの値は正常値ぎりぎりに上がってきている。腎機能の
警鐘を鳴らすクレアチニン値の方は、安全圏をオーバー。
《毛球症、による嘔吐、による脱水、による尿毒症と腎障害、による吐き気》
…という流れできているらしい。今日は尿検査キットを持ち帰り。診療では
またあのど太いブドウ糖注射と胃腸薬の注射、錠剤服用。
7.14.
嘔吐が一旦治まった様子。尿検査結果は蛋白が(2+)腎機能の低下は確実。
白血球の増加(炎症反応)もみられる。
7.15.
また嘔吐が始まる。39.2°微熱。制吐剤注射。
7.21.
体重が4kgを切る。39.1°微熱。毎日4〜5回青味掛かった黒い液を吐く。
血液検査。白血球数は26000まで上昇。X線撮影。胃が縮み十二指腸に異物。
X線再検査(バリウムを飲んで1時間毎に6回撮影し、消化器官を画像診断)
バリウムを飲んだ直後の画像で、普通ならバリウム液が少し漏れ出すのだが
十二指腸へ全く出ていない。時間が経過しても胃から十二指腸へのルートが
非常に細い。胃の炎症がかなりひどい。胃潰瘍と腎不全の両治療が必要。
処方薬3種。左から、アルファベット表記で内容不明の薬、黄色い抗菌剤が
タリビット。そしてH2ブロッカーのガスター

7.28.
嘔吐おさまる。尿検査キット持ち帰り。
8.3.
尿検査結果、やはり蛋白(2+) 急性腎不全ならすぐ検査数値が下がる上、
尿蛋白も改善するはずだが、やはり腎機能が落ちたまま。慢性の可能性大。
血液検査結果
BUN 30(正常値16〜40)
Cre 2.3(正常値〜2.0)
白血球数 13000(6000〜15000)
尿蛋白が出ておりクレアチニン値が高い、慢性腎不全の兆候。機能をこれ以上
低下させない為に早急に腎負担を軽減し出来る限り長生きできるようサポート。
腎臓はとても大事な臓器で、2つあるが、左右両方の機能が75%以上壊れないと
検査結果として反映されてこない。そこでBUN(腎臓濾過率を反映)は高く
ない段階でもバロメータとなるクレアチニン値に注目。クレアチニンは腎機能
が低下すると血液中に増加する。
8.5.
クレアチニン1.8まで下降。正常値!と喜んだのも束の間、先生は浮かない顔。
かわって、念のためと血液検査を受けたシノンのクレアチニン値が2.0と判明。
k先生「やはり先天的、遺伝的要素が大きいと思われます。おふたりとも、腎
臓に負担をかけないよう早い内に療養食に切り替えて、予防的に薬を
飲み続けるのが望ましいと思います」
療養食は明日到着予定。腎臓病食といえば、美味しくないことは周知の事実。
えこP「あの…療養食って、それだけしか食べられないんですか?」
k先生「ハイ。切り替え終えたら、それだけしかやってはいけません」
私もきりきりと胃が痛む。美味しいものの大好きなコたち。どうなることやら。

シノンの頭を「いいこいいこ」と舐めてやるカノンと気持ち良さそうなシノン。
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